3月8日は「国際女性デー」と言い、イタリアではこの日に男性が日ごろの感謝を込めて女性にミモザの花を贈ります。そのため「ミモザの日」とも呼ばれ、この日を迎えると街中にミモザの花が見られるようになるのです。
…が、今年に限ってはその様相がガラッと変わってしまう可能性があります。以下は日本最大の流通量を誇る東京の大田花きの記事より抜粋。
本日は3月8日『ミモザの日』を前に産地状況をお伝えしたいと思います。
主産地となる静岡県。本年は気温が高い日が続き、開花が大幅に進んでおります。また、1月の出荷量主産地のとぴあ浜松さんは昨年比300%を超えております。
本来ならば、温室等に入れて蒸かし(促成処理)を行い出荷している時期ですが、通常よりも早く開花しており作業が前倒し気味になっています。また、先週より無加温、季咲きの出荷が始まっており、これは例年よりも3週間近く早い状況となっております。
先週の冷え込みも現地では氷点下とはなっておらず引き続き前進傾向が続いております。出荷ピークは2/10(月)~21日(金)頃の予想となっており、今週なかより大幅な減少が予想されます。ピーク後も出荷は続きますが、最終週(2/24~28)は極端に少なくなる見込みです、2月いっぱいで終了となる生産者が大半となっております。
輸入品に関しても輸入商社前進傾向となっており今月いっぱい出荷があるか無いかの状況との事です。今後も集荷努力に努めてまいりますが、天候要件等も踏まえご理解の程宜しくお願い致します。
出典:アカシアの産地状況|大田花き
当店の得意先に某イタリアの高級ブランド店があり、毎年お客様宛にミモザの花束のお届けのご依頼があるのですが、なんとも先が見えない状況に戸惑っています。