コロナ禍で、世の中の花屋さんは大変な事になっているとのこと。当店もご多分に漏れず、少なからずの影響があるものの、未だ深刻と言うほどでも無い。
今一番気になるのは「5月6日に休業要請・緊急事態宣言は解除されるのか?」ということ。愛知県内に発令されている緊急事態宣言は、ひとまず「5月6日まで」と期限が定められておりますが、抑もが、解除に必要な基準というのが明確にされている訳でもなく。確かに、新規感染者数のピークは脱した雰囲気はあるものの、大幅な減少とは言い難い数字。もちろん、残すところおよそ2週間で新規感染者数が低減する可能性はあるでしょうが、それには国民全体の行動変化が必要。緊急事態宣言の解除には大きなリスクが伴うことになりそうです。
さて、花屋的にはゴールデンウィークが開けてすぐに花業界最大のイベントでもある「母の日」が待ち受けております。このまま外出自粛が続くようであれば売上を見込むことが難しくなりそう。だとすれば、かつて無い程の沈みきった母の日になりそうな予感だけはあります。また、花屋さんの立地で随分と売上も変わるでしょうね。ぶらぶらと家族で花を買いに行くという例年の風景も見られなくなる可能性もあります。それこそ、外出を控えてウェブや電話等で花を注文するというスタイルが増えそうです。また、花の入荷に関しても不安定な状況が続く可能性もあるとのこと。小売店である花屋は花が入荷しなければどうすることもできません。
今後の花屋を含む花業界全体でも、販売方法・受注方法・店の形態などが大きく変わる切っ掛けになる母の日になる気がします。花業界に限らず、様々な商売にも当て嵌まりますが‥